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RPA導入で後悔しないための選択|テンプレート運用と自走運用の違い
更新日:2026/03/02 (初回投稿日:2025/01/27)

こんにちは。AI・RPA 社労士のためのDX研究会 事務局です。
RPA導入を検討する際、
「導入してすぐに自動化できるのか?」
この疑問をお持ちの方は多いかと思います。
「作る時間が取れないから、最初から完成したものが欲しい」
というニーズから、
テンプレート(完成品)が用意された製品を検討される方も多いでしょう。
しかし、社労士事務所が長期的にRPAの大きな恩恵を受け続けるためには、
テンプレートに依存しない「自走運用」こそが、結果として最大効率となります。
今回は、それぞれの特徴と、なぜ自走型が選ばれるのかを解説します。
1.RPAは「Excel」と同じく、自社で扱えるからこそ力を発揮する
RPAの運用イメージは、Excelに近い部分があります。
Excelも、インストールしただけでは業務効率化にはつながりません。
まっさらなシートに対して、自社の業務に合わせて表を作り、
関数を入れ、運用ルールを決めていくことで、はじめて使える形になります。
RPA(EzRobot)も同様です。
「自社のやり方」「事務所内のルール」に合わせてシナリオを作成・調整できるため、
以下のような実務に直結するメリットが生まれます。
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現場の例外対応: 事務所ごとの細かな手順の違いを100%再現できる。
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柔軟な変更: 法改正や運用フローが変わっても、その場ですぐに自分たちで修正できる。
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スキルの蓄積: 改善を積み上げるほど、自動化の範囲が全業務へ広がっていく。
Excelを例に挙げると
最初から作りこまれたExcel(テンプレート)を外部から貰って使用(使用者は、関数等の知識がないという前提)した場合
使用していくにつれて「ここを変えたい」という状況になったとしても
「変えたら他の箇所がおかしくなってしまった」
「どういう仕組みで作らているのかわからないから、最初の状態から改良できない」
となってしまう可能性があり、運用面でリスクが残ることが想定できます。
2. 「テンプレート運用」を選択する前に知っておきたいこと
他社製品の中には、あらかじめ完成したシナリオ(テンプレート)を提供するものもあります。
確かに導入初期は楽ではありますが、実際の運用フェーズでは以下のような壁にぶつかりやすい側面があります。
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「微調整」ができない: サイトの軽微なレイアウト変更やPC環境の変化でエラーが起きた際、中身(ロジック)がブラックボックスだと自分たちで直すことができません。
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業務をシステムに合わせる必要がある: テンプレートの型が決まっているため、事務所独自の便利な運用を捨てて、テンプレート側の仕様に業務を合わせる必要が出てきます。
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拡張性の限界: テンプレートが用意されていない業務を自動化したくなった際、結局自分たちで作るスキルがなければ、そこから先へ進めません。
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外注コストの継続: 修正や追加のたびにベンダーへの依頼が必要になり、結果としてコストと時間が膨らんでしまうケースがあります。
RPAは、現場の「例外」や「イレギュラー」への対応が必ず出てきます。
そのたびに止まってしまい、自分で直せない状態だと、運用が成立しにくくなります。
その為、弊社では無料の無制限サポートを実施しており、実際にRPAの仕組みを覚えていただく方向でサポートしております。
3. メリット・デメリット比較:テンプレート vs 自走運用(EzRobot)
| 比較項目 | テンプレート運用(他社製品) | 自走運用(EzRobot) |
|---|---|---|
| 導入初期のスピード | ◎ 設定不要ですぐに動く | △ 学習と作成に少しの時間が必要 |
| 運用の柔軟性 | △ 決まった手順しか自動化できない | ◎ 自社独自のフローを完全再現 |
| 修正・改善のスピード | △ メーカー依存 | ◎ 現場で即座に修正・改善が可能 |
| カスタマイズ性 | △ 決まった範囲しか自動化できない | ◎ 事務所独自のフローを完全再現 |
| 長期的なコスパ | △ 他の業務を自動化するには追加費用が発生 | ◎ 自社完結のため追加費用ゼロ |
【ここが分かれ道】「止まった時」に手作業に戻るリスク
テンプレート運用の最大の落とし穴は、
専用ソフトやwebサイトの仕様変更などでエラーが出た時です。
中身がブラックボックスで自分たちで直せない場合、
メーカーの修正を待つ間、自動化がストップし、現場は急に「手作業」に戻らされることになります。
繁忙期にこれが起きると、事務所の業務全体に関わる大きなリスクがあります。
自走運用であれば、エラー箇所を自分たちで特定し、
その場で微調整してすぐに業務を再開できます。
この「止まらない、現場で完結する運用」こそが、RPA導入の成功を左右するポイントです。
4. 実務上の分かれ道:テンプレートは「入口」、自走は「本質」
例えば「公文書取得」のテンプレートがある場合、その作業だけをピンポイントで行うなら一時的には効率的です。
しかし、実務では以下のような要望が必ず出てきます。
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「保存後に顧問先へメール下書きを作りたい」
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「保存先フォルダを顧問先ごとのルールで仕分けたい」
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「特定の顧問先だけは印刷まで自動化したい」
こうした一歩踏み込んだ自動化を望むなら、自分たちで自由に触れる「自走型」の方が圧倒的に小回りが利きます。
RPAの本来の強みは「現場で改善を積み上げられること」です。
だからこそ、EzRobotはシンプルで分かりやすい操作性にこだわり、
ユーザー様が自力で使いこなせるよう、回数無制限の無料サポートを提供しています。
まとめ:自分たちで「直せる・広げられる」が大切
テンプレート導入は「早く動かす」には魅力的です。
しかし、RPA導入で大切なのは、初日に動くこと以上に
「変化に対して自分たちで即座に対応できる状態」であることです。
そのため、弊社では
・何かあったときに自身で修正できる知識を持っていただく
・自社の組みたい業務を自由にカスタマイズできるようになっていただく
ことを目指し、最短期間で自走スキルを習得いただくための伴走サポートを重視しています。
自走できる環境を手に入れることが、結果として
「止まらない、広がり続ける自動化」への唯一の近道となるからです。
「少しでも早く自動化したい」という場合こそ、
テンプレ導入に寄せすぎず、基本ステップを押さえた導入をおすすめします。
もし現在、他社のテンプレート型RPAを導入中で「使いこなせていない」「コストが見合わない」と感じている方は、
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