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RPAによる公文書取得の自動化①~社労夢~

社労士 RPAによる公文書取得の自動化

今回からは社労夢を使用した公文書取得のロボットについて解説いたします。

非常に人気の高いロボットで、すでに複数の社労士事務所様にご活用いただいております。

現状(2020年12月現在)は各社労士事務所様の仕様に合わせたロボットとなっており、色々なパターンで社労士事務所様でご活用できる用のひな型を、担当スタッフが現在作成中でございます(2021年1月上旬完成予定)

実際に稼働するところまで既に完成しておりますので、個別でお問合せ頂いた社労士事務所様には微調整でお使い頂けるようサポートさせて頂きます。

「雇用保険、社会保険、労働保険」全てに対応しております。

各事務所によって、保存している公文書リスト、保存しなくても良いものが決まっているので、事前準備としては「欲しいファイルの名前の一覧」を用意しておけると導入時にスムーズに作業ができるかと存じます。


大枠の流れとしては

・社労夢を立ち上げる
・ログイン~事業所名簿「一覧」へ
・e-Govオンライン 電子申請から送信案件一覧へ
~繰り返し開始~
・公文書保存未完了のみを表示
・CSVで抽出
・Excel上で作業
・保存
~繰り返し終了~

となります。

今回のロボットの肝となる部分は「Excel上でどのような作業をRPAに指示をすると効率よく公文書の取得ができるか」です。

他RPAにより公文書の取得をチャレンジしている社労士事務所様からも
なるほどね。そうやって作ればよかったんだ!
とのお声を頂きました。


せっかくロボットを作成するのですから、完成度の高いものを作成して長く使用して頂きたいと思っております。
その為には

・公文書取得の業務内容
・社労夢の使い方
・Excelの関数機能(VBA等は除く)
・RPA(EzRobot)の使い方

上記の使い方や作業内容をほぼ熟知しているという4つの条件が揃うことにより、クオリティの高いロボットの発想が可能となります。


今回は各社労士事務所の担当スタッフ様と、RPAソリューションズ担当スタッフが協力し合うことによって上記が実現可能となりました。

 

他の業務内容をヒアリングする際でも感じますが、意外と「専用ソフトを使いこなせていない」という印象を持つことが多くあります。

今回を例に挙げると「社労夢ってそんな使い方や機能もあったんだ。これは便利。」などです。

「今までとても勿体ない時間の使い方をしていた」と感じておられました。


既に使用しているソフトの機能を最大限活用することでも、人間の作業時間はさらに削減されます。


積み重ねにより、更に質の良い仕事、生産性の高い仕事を人間に任せることが可能です。

 

RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
RPAソリューションズのEzRobotでは、弊社にて作成済のシナリオを無料でダウンロードして微調整のみですぐに使うことが可能です。
是非、お気軽にお問合せください。

 

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