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RPAによる公文書取得の自動化⑩
投稿日:2021-01-08

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。
今回は、「⑤:②~④を繰り返す」の部分について解説いたします。
シリーズの前回までで、
-
公文書やコメントを「画像認識」で見つけてクリックする方法
-
会社ごとのフォルダに振り分ける方法
などを個別にご紹介しました。
今回はそれらを 「帳票一覧を最後まで処理し切る繰り返しロジック」 としてまとめていきます。
帳票一覧の「ある分だけすべて処理する」考え方
オフィスステーションの帳票一覧画面には、
-
ダウンロードすべき公文書
-
必要に応じてダウンロードすべきコメント
が、複数行並んでいます。
ここでやりたいことはシンプルで、
「ダウンロード対象があるあいだだけ、ひたすら処理を続ける」
という動きです。
EzRobot では、次の 3 つの機能を組み合わせて実現しました。
-
条件分岐(画像による分岐)
-
繰り返し(画像が現れるまで)
-
繰り返し(画像が消えるまで)
まずは 1 回分の処理フローをつくる
最初に、帳票一覧ページを開いた状態から、
1件ぶんだけ公文書 or コメントをダウンロードするロボット
を組み立てます。
大枠は次のようなイメージです。
初心者には少し難しく感じる理由
文章だけで読むと、
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条件分岐
-
繰り返し(画像が消えるまで)
といった組み合わせは、少し複雑に感じられるかもしれません。
とくに、
-
「今どの条件の中に入っているのか」
-
「どこからどこまでが繰り返しの範囲か」
といったイメージが頭の中で描きにくいのは、RPA初心者の方なら自然なことです。
EzRobotなら視覚的にイメージしやすい
多機能でエンジニア向けのRPA製品だと、
-
機能の名前や概念を覚えるだけでも大変
-
条件分岐とループの入れ子構造が、画面上で追いにくい
といった理由で、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
その点、EzRobot は
-
上から下へ流れるシナリオ構造
-
条件分岐や繰り返しの開始・終了が視覚的に分かるUI
になっているため、今回ご紹介したような
「対象の画像があるあいだだけ処理を繰り返す」
といったロジックも、画面を見ながら直感的に組み立てていけます。
まとめ
今回は、公文書取得ロボットの仕上げとして、
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帳票一覧ページ内の公文書・コメントを
-
画像認識と条件分岐・繰り返しで
-
最後の 1件まで取りこぼしなく処理する
ための考え方をご紹介しました。
ポイントは、
-
まず「1件ぶんの処理フロー」を作る
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それを「画像が消えるまで繰り返す」形に拡張する
-
公文書・コメントごとに画像と条件を分けて設計する
というステップで考えることです。
こうした組み立て方に慣れてくると、
ほかの業務でも「あるものを全部処理し切るロボット」が、応用で簡単に作れるようになります。
EzRobotは社労士事務所向けに、非常に導入ハードルの低い製品となっております。
- 初期費用0円(導入費用・追加費用・解約費用等一切無し)
- 契約は月毎更新(年間契約等の縛り無し)
- 社労士様特価あり(詳しくはお問い合わせください)
- 無償フルサポート(web会議やチャット、電話等の全てのサポートが追加料金無し)
- 簡単な操作性(PCスキルが低くても、操作が可能です)
- 無料トライアル(無料期間中に自動化を実現させ、効果を体感可能です)
- 専任RPAエンジニアがサポート対応(社労士業務の自動化経験が豊富です)
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