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RPAによる公文書取得の自動化⑤~オフィスステーション~

RPAによる公文書取得の自動化⑤~オフィスステーション~

 

今回は「⑤:②~④を繰り返す」について解説させて頂きます。


帳票一覧を表示した後どのように確認をしていくのか。という事についてですが

RPA(EzRobot)の機能で

・条件分岐(画像による分岐)
・繰り返し(画像が現れるまで)
・繰り返し(画像が消えるまで)

の3つを組み合わせて作成しました。


まずは帳票一覧のページを開きます。

そこで
・条件分岐(画像による分岐)
を使用します。

公文書やコメントの画像クリックについて、今までのコラムでご紹介しましたが
その画像により判別をし、対象の画像が無ければダウンロード作業は行わない。という仕組みにします。


ロボットの大枠は下記のようになります。

・条件分岐(画像がある場合 開始)
 ・ダウンロード作業
・条件分岐(画像がある場合 終了)
・条件分岐(画像が無い場合 開始)
 ・指定無し(作業無し)
・条件分岐(画像が無い場合 終了)


こちらの動作により「1回だけ」は作業をすることが可能となりました。

しかしダウンロードする公文書・コメントは画面内に1つとは限らないので、このままでは不十分です。


公文書の場合、ダウンロードした後は1/1となっていた数字が0/1となるため、クリック対象の画像が無くなります。


クリック対象の画像がある場合には、引き続きダウンロード作業が必要になるため
対象の画像が消えるまで繰り返す必要があるということになります。


つまりロボットの大枠は下記のようになります。

・条件分岐(画像がある場合 開始)
 ・繰り返し(画像が消えるまで 開始)
  ・ダウンロード作業
 ・繰り返し(画像が消えるまで 終了)
・条件分岐(画像がある場合 終了)
・条件分岐(画像が無い場合 開始)
 ・指定無し(作業無し)
・条件分岐(画像が無い場合 終了)


こちらの動作により、開いたページ内の対象を全てダウンロードできる仕組みが可能となりました。

 

RPAを組んだ経験がない方ですと動作のイメージが頭の中で描けないかと思いますので、文章だけで読むとやや複雑に感じるのではないでしょうか。

多機能でエンジニア向けのRPAソフト等ですと、機能を把握するだけで一苦労です。

しかしEzRobotは視覚的にも非常にわかりやすい作りになっておりますので、上記のような動作も直感的に組んでいけるかと存じます。


RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
RPAソリューションズのEzRobotでは、弊社にて作成済のシナリオを無料でダウンロードして微調整のみですぐに使うことが可能です。
是非、お気軽にお問合せください。


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