RPAコラムRPA-COLUMN
RPAが止まる?動かない原因②
・webサイトや専用ソフトの、仕様やレイアウトの変更
webや専用ソフトの読み込みを待つ際に「画像待機」という機能を使用した場合、指定した画像が無い(表示されない)と、エラーとなりRPAが動かない原因となります。
※「エラーになった場合にはこの動作をする」という指示まで組み込めば対処可能です。
原因はwebサイトや専用ソフトのレイアウトの変更によるものです。
レイアウトが変わったことにより、もともと待機の為に指定していた画像(画面)ではなくなってしまい「待機したが指定画像が表示されない」となります。
レイアウトが変わってしまった場合には、指定画像を撮りなおします。
もし頻繁にこの現象が起こる(レイアウトの変更が多い)場合には、違う箇所の画像を指定したり、そもそも画像待機を使わずに秒数待機等で対策する形になるかと思います。
・メモリ不足等によるブラウザの強制終了
人が普段PCを触っている際にも、いろいろなブラウザを立ち上げすぎると重くなってしまい、場合によっては強制終了してしまいます。
RPAでも同様です。
繰り返し処理等でひらくブラウザが徐々に増えてしまい、PCの負荷が大きくなっていくといった場合には
「次の繰り返し処理に移る前に、不要なブラウザは閉じる」という動作をRPA上で組み込めば多少の改善は可能ですが、頻繁に起こる場合には動作環境を見直した方が良いかもしれません。
EzRobotの推奨する動作環境は
・OS: Windows10 64bit
・CPU: PASSMARK 5000 以上
・メモリ: 8GB以上
・SSD: 4GB以上の空き容量
となっております。
作業する内容にもよるので「上記の動作なら必ずスムーズに動く」というわけではございませんが、余裕をもった動作環境の準備を推奨いたします。
次回コラムでは、こちらの対処方法について解説させて頂きます。
RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
RPAソリューションズのEzRobotでは、弊社にて作成済のシナリオを無料でダウンロードして微調整のみですぐに使うことが可能です。
是非、お気軽にお問合せください。