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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑦
今回は「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑥」の続きとなります。
「出産予定日」の日付を分解する方法につきまして
もっと簡単な方法があるかもしれませんが、私が使用した方法は「2回にわけて分割」をしました。
まずはこちらのG,H,I,Jの列です。
元のシートではセル内の形式を「日付」として入力しているので、「日付」として認識が可能です。
Excelを使用している方はご存じかと思いますが、日付の書式記号がこちらになります。
ggg:令和(元号)
e :1〜99(年:和暦)
m :1〜12(月)
d :1〜31(日)
対象シートの日付が入ったセル(今回は、RPA産休育休リストという名前のシートのE2)を参照して、TEXT表示させます。
空白の場合には、何も表示させないようにしました。
使用した関数はこちらの4つ(G,H,I,Jの列)になります。
=IF(RPA産休育休リスト!E2=””,””,TEXT(RPA産休育休リスト!E2,”ggg”))
=IF(RPA産休育休リスト!E2=””,””,TEXT(RPA産休育休リスト!E2,”e”))
=IF(RPA産休育休リスト!E2=””,””,TEXT(RPA産休育休リスト!E2,”m”))
=IF(RPA産休育休リスト!E2=””,””,TEXT(RPA産休育休リスト!E2,”d”))
上記の関数によって表示された値(G,H,I,Jの列)を参照に、更にMOD関数とROUNDDOWN関数を使用して表示させたものがK,L,M,N,O,Pの列です。
=IF(H2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(H2/10,0),10))
=IF(H2=””,””,MOD(H2,10))
=IF(I2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(I2/10,0),10))
=IF(I2=””,””,MOD(I2,10))
=IF(J2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(J2/10,0),10))
=IF(J2=””,””,MOD(J2,10))
となります。
出産種別の項目は、そのまま参照するだけなので
=RPA産休育休リスト!F2&””
としました。
変数の一括格納機能を使用したいため、ついでに同じシートに表示させたいという意図で入力しました。
そして、こちらの画像のようなセルが完成します。
ここまでの工程により、1つのセルにまとまった情報を分けることができました。
RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
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