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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑨
投稿日:2021-02-13

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。
今回は、基礎年金番号の分解方法について解説させて頂きます。
基礎年金番号をRPAで扱う際のポイント
基礎年金番号は「1234-567890」のように4桁と6桁の組み合わせによるものでして、今回使用した社労士専用ソフトでは4桁と6桁があらかじめ分かれていました。
RPA上の動作としては、次のような流れになります。
-
社労士専用ソフトを開く
-
対象者の情報の項目へ移動
-
基礎年金番号の値を変数に格納
-
RPA用シートのExcelに貼り付け
こちらの手順は社労士専用ソフトによって仕様が異なるため、詳細は省略させて頂きます。
RPA用Excelでの項目設計
RPA用シートでは、次のように項目を作成しています。
-
「C列」に4桁の基礎年金番号
-
「D列」に6桁の基礎年金番号
この状態のままでは、他の項目と同様に「そのまま申出書へペースト」という訳にはいきません。

申出書側ではマス目が1桁ずつに分かれているため、1つ1つの数字に分解する必要があります。

MOD関数とROUNDDOWN関数で1桁ずつに分解する
分解方法は、日付の分解でも使った MOD関数 と ROUNDDOWN関数 を組み合わせて対応しました。
今回は2行目の値を参照する想定で、使用した関数は以下の通りです。
- =IF(C2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(C2/1000,0),10))
- =IF(C2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(C2/100,0),10))
- =IF(C2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(C2/10,0),10))
- =IF(C2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(C2/1,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/100000,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/10000,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/1000,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/100,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/10,0),10))
- =IF(D2=””,””,MOD(ROUNDDOWN(D2/1,0),10))

これらの関数を使うことで、4桁+6桁の基礎年金番号を1桁ずつのセルに分解することができました。
申出書への転記をシンプルにする狙い
この工程により、基礎年金番号についても無事に分解できたため、
-
申出書側の 基礎年金番号入力欄(マス目)
に対して、そのままペーストできる形が整いました。

RPAシナリオ側では、
-
「分解済みのセルを順番にコピーして貼り付ける」
だけのシンプルな動きになるため、処理速度・保守性の両面でメリットが大きくなります。
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