RPAコラムRPA-COLUMN
自動化の際によく聞く「OCR」とは
投稿日:2022-02-14

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。
業務効率化、自動化の話をする際にRPAと並ぶ頻度でOCRという単語を耳にするかと思います。
「RPAと似たような事ができるツール」「RPAの1つの機能」
と認識されている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんなOCRについてご説明させて頂きます。
RPAとOCRの違い
RPAとOCRは全く別のツールになります。
それぞれのツールについて下記に簡単にまとめました。
RPAとは
Robotic Process Automationの略
PC内での定型作業を自動化する。
【期待できる効果】
・人的ミスが減る
・生産性向上
・業務フローの統一
・残業時間削減
・人手不足解消
OCRとは
Optical Character Readerの略
画像データをテキストデータに変換する。
【期待できる効果】
・人が伝票などを手入力するよりスピードが速い。
・書類の保管スペースがいらない。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>・検索が簡単
・様々な用途に即対応できる(読み取ったデータをソフトに入力、集計をつくる、グラフをつくる、など)
このようにRPAとOCRは、出来る事や導入効果が全く違う別のツールになります。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ではなぜ業務自動化において2つのワードが頻繁に使われるのか、その理由について説明させて頂きます。
RPAは手書きの文字を読み取れない
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>RPAはExcelやWord、メールなど、PC上の様々なアプリケーションをまたいで操作をすることにより、業務自動化が可能です。
しかし、PC内で完結する業務に限ります。
「FAXで送られてきた書類を人間が目で見て、必要な部分の文字をキーボードで入力する」
等の作業はもちろんRPAでは出来ない事はご理解いただけるかと思いますが、PDFなどの画像データから文字を読み取るのも同じ事になります。
RPAとOCRを組み合わせる
RPAでは画像の文字を読み取れない...ここでOCRの出番になります。
・OCRで紙のデータ、もしくは画像データをテキストデータとしてExcelで出力する。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>・出力されたデータをRPAでアプリケーションに入力する
・データ整形するなど自動で業務を実行していく
という事が可能になります。
つまりRPAとOCRを組み合わせる事で、自動化の幅が広がるという効果が期待できます。
まとめ
EzRobotは様々なOCR製品と組み合わせて使う事が可能です。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>また、事前にRPAを導入することで業務フローが整い、OCRや他のITツールを導入する事前準備としても効果的です。
EzRobotは社労士事務所向けに、非常に導入ハードルの低い製品となっております。
- 初期費用0円(導入費用・追加費用・解約費用等一切無し)
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