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ネットワークフォルダ使用時のエラーについて

社労士 RPAによる公文書取得の自動化

こんにちは。社労業務RPA研究会事務局です。

今回は、ネットワークフォルダを使用する際の注意点ついてご紹介いたします。

ネットワークフォルダ使用時に起こり得るエラー

ネットワークフォルダにロボットファイルを保存している場合、

ネットワーク状況によってエラーが生じることがあります。

エラーメッセージ:「作業対象画面更新に失敗しました」など、

ロボットに登録した画像ファイル(「ImageRecognitionFiles」フォルダ内の画像)を参照できないというエラーです。

初期設定では以下の場所に画像ファイルが保管されます。

ドキュメント\Flow\“ロボットファイル名”\ImageRecognitionFiles

画像を使う以下のような機能ではこのフォルダ内に画像が保存され、それを参照することで実行されます。

・画像マウス操作

・画像待機

・画像分岐

・画像の繰り返し

ハードディスクに問題がある場合には、ローカルフォルダに保存している場合でも起こる可能性があります。

対処法

①設定→画像検索→実行時、画像をWorkフォルダにコピーの設定をON

この設定がONの場合(デフォルトチェックOFF)、ロボット実行の最初に実行対象ロボットの「ImageRecognitionFiles」フォルダ内の画像ファイルをローカルのworkフォルダへコピーします。

作業対象の表示や画像認識実行時、ネットワーク接続不良等で対象の画像ファイルが参照できない場合、ローカルにコピーした画像ファイルを参照します。

workフォルダの画像ファイルは実行終了時に削除されます。

 

②OneDriveの同期オフ・アンインストール

PC購入後の初回起動時に、OneDriveを使用する設定のまま起動してしまうと強制的に「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」3つのフォルダがOneDrive上に同期されてしまいます。

無料で使用できる容量には制限があり、それを超えるタイミングで有料のOneDriveの購入へと誘導されます。

OneDriveに課金をして普段から使用されているのであれば問題ありませんが、

使用していない方にとっては不要です。

ロボットを保管するFlowフォルダは、Ezrobotインストール時に「ドキュメント」フォルダに自動作成されますので、OneDriveの同期がONになっていた場合はOneDrive上に作成されることになります。

画像ファイルを参照できないエラーが起こる可能性がありますので、使用していない方は同期オフ・アンインストールしていただくのを推奨します。

■まとめ

今回はネットワークフォルダを使用する際の注意点についてご紹介させていただきました。

ネットワークフォルダを使用する際には記載した対処法をぜひお試しください。

あくまでエラーを防ぎやすくするものですので、頻発する場合にはハードウェアに問題が無いか等のご確認をしていただければと思います。

EzRobotは社労士事務所向けに、非常に導入ハードルの低い製品となっております。

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