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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化①

投稿日:2021-01-18
社労士RPA 30

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。

今回は、

  • 「産前産後休業取得者申出書変更(終了)届」

  • 「育児休業等取得者申出書(新規・延長)終了届」

この2種類の書類作成を、RPAで業務自動化したケースをご紹介いたします。


対象となる2つの申出書

まずは対象となるExcel帳票を確認します。

  • 「産前産後休業取得者申出書変更(終了)届」をExcelで開いた画面

社労士 RPA 産前産後休業取得者申出書

  • 「育児休業等取得者申出書(新規・延長)終了届」をExcelで開いた画面

社労士 RPA 育児休業等取得者申出書

多少の違いはあるものの、レイアウトや入力項目はよく似ています。

実務ではセットで使用することが多く、動作内容もほぼ共通なため、
今回のロボットはこの2つの帳票をまとめて自動化する前提で設計しました。


ロボット全体の流れ

今回作成したロボットの大枠は、次のとおりです。

  1. RPA用Excel(入力元)から情報を参照し、変数に格納

  2. 「産前産後休業取得者申出書変更(終了)届」または「育児休業等取得者申出書(新規・延長)終了届」に入力

  3. 入力が終わったら、指定のフォルダへ保存

  4. 対象人数分だけ、①〜③を繰り返し実行

必要なファイルは、

  • RPA用Excelシート(入力元)

  • 各申出書のExcel帳票(入力先)

の2種類だけです。

「ものすごく膨大な作業ではないけれど、地味に手間と集中力を持っていかれる」
――そんな業務ほど、RPAによる自動化の効果が大きくなります。

今回のケースでも、すでにRPAによる完全自動化に成功し、日々の負担軽減に大きく貢献しています。


社労士専用ソフトとの連携も可能

今回は説明しやすいようにすべてExcel内で完結するパターンとしてご紹介しましたが、実際には、

  • 事業所情報

  • 従業員情報

などを、

  • 社労夢

  • SmartHR

  • セルズ

  • オフィスステーション

  • 給与奉行

といった社労士専用ソフトから取得し、RPA用Excelへ自動転記したうえで申出書に反映させる、といった構成にすることも可能です。


こだわったポイントは「RPA用Excel」と「〇をつける動作」

今回のロボット作成で、特にこだわったのは次の2点です。

  1. RPA用Excelのフォーマット設計

  2. 申出書内の「〇(丸)」をつける動作の実装

RPA用Excelのフォーマット設計は、過去のコラムでもたびたび登場しているとおり、今回のロボットでも必須かつ重要な要素です。

今回は、次の4つのシートで構成しました。

社労士 RPA Excelシート

  • 「RPA産休育休リスト」

  • 「事業者情報」

  • 「産休育休リスト変換」

  • 「丸」

非常に完成度の高いRPA用Excelシートが整い、
今後のさまざまな業務自動化にも応用できる「型」になっています。

このRPA用Excelには、いろいろな自動化に横展開できるアイデアが詰まっているため、
理解が進むと

「この仕組みを使えば、あの書類も、この書類もRPAで作れそうだ」

というイメージを持っていただけるはずです。

後続のコラムで、それぞれのシート内容をもう少し細かく分解して解説していきます。


次回予告:〇をつける動作の自動化

次回のコラムでは、今回のロボットのもう一つのポイントである

「申出書内の該当箇所に〇をつける動作」

について、具体的な考え方と実装イメージをご紹介いたします。


次回コラムへ


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