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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化④

投稿日:2021-01-21
社労士RPA 33

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。

今回は「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化③」の続きを解説させて頂きます。


Excelの情報を変数に格納する流れ

ロボットの基本的な動きは、

Excel内の情報を変数に格納 → 入力先に値を貼り付け

という流れになります。

この「変数に格納」という処理を行う際に使用するのが、EzRobotの

データ取込(リスト一括取り込み)

という機能です。
※「雇用保険被保険者資格取得届の作成を自動化⑦」でも触れている機能です。


「1行目=変数名」として扱う仕組み

リスト一括取り込みを使うとき、EzRobotでは

「1行目を変数名として使用する」

という指定ができます。

つまり、Excelの1行目に書かれている文字列が、そのままRPA側での「変数名」として扱われます。

ここで注意が必要なのが、セル結合です。

  • A1~H1を1つのセルに結合してしまうと

  • RPA側から見ると「1つの変数名」としてしか認識できない

その結果、**ひとつひとつのデータを個別に認識できなくなってしまいます。

そこで今回のシートでは、セル結合を使わず、1列ごとに別々の変数名を振る 形にしています。


事業所整理記号・郵便番号を「1桁ずつ」分ける理由

実際の設定例は次の通りです。

  • A1:事業者整理記号1

  • B1:事業者整理記号2

  • C1:事業者整理記号3

といった形で、1桁ごとに別の変数名 を設定します。

 

 

郵便番号についても同様です。

  • I1:事業所郵便番号1

  • J1:事業所郵便番号2

というように、1マスずつ名前を振っています。

こうして1行目の情報をすべて「変数名」として扱い、
2行目以降の値を丸ごと一括で変数に格納 するのがポイントです。


帳票側のレイアウトと1セルずつ対応させる

ここまで細かく分割している理由は、入力先の帳票側のレイアウト にあります。

例えば、申出書側の該当箇所を見ると、

  • 事業者整理記号

  • 事業者所在地の郵便番号

  • 事業者所在地の電話番号

  • 個人番号(基礎年金番号)

  • 被保険者氏名

  • 被保険者生年月日

  • 出産予定年月日

といった項目が、すべて1マスずつバラバラに分かれて配置 されています。

そのため、

「Excel側も1マス=1変数名」になるように分割しておく

ことで、

  • リスト一括取り込みで変数へ格納しやすい

  • 帳票の各セルへ、対応する変数をそのまま入力しやすい

という、RPA向きのきれいなマッピング が可能になります。


このように、
「Excelの1行目をどう設計するか」=「RPAで扱いやすい変数設計」
という視点でフォーマットを作っておくことが、産前産後・育児休業等申出書の自動化をスムーズに進めるポイントになります。

 
 
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