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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑤
今回は「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化④」の続きを解説させて頂きます。
「② 人が入力する用のシート(事業者情報)」に関しては、入力する機会がそもそも少ない(一度入力してしまえばそれで済む)内容なので、最初からRPA用の形式で入力する形にしました。
しかし、従業員情報に関しては対象者によって毎回内容が勿論違う(名前も生年月日も)ので、RPA用に細かく入力していると手間がかかってしまいます。
業務自動化(業務効率化)が本来の目的なので、作業する方の負担を最大限に減らした形にしたいです。
その為に存在しているのが、
③ ①をRPA用に変換するシート
・2年
・9月
・1日
ちなみに「既に社労士専用ソフト内に情報があるからわざわざExcel内に貼り付けたくない」と感じた方もご安心ください。
その場合には
・ロボットによって社労士専用ソフト内から値を取得
・Excelに貼付け~入力先に合わせた形に分解~
・入力先へ貼付け
という流れで自動化が可能です。
社労士専用ソフト内でも、生年月日等の日付、基礎年金番号等の情報はまとまって入っているかと思います。
その情報を、産前産後/育児休業等取得者申出書のフォーマットの形に合わせて分解しないといけないので、いずれにせよロボット動作内でExcelには一度入力する必要がございます。
次回コラムではロボットの解説というよりはExcelの解説になってしまいますが「どのようにロボット用に①のシートのデータを分解したか」を解説させて頂きます。
RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
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是非、お気軽にお問合せください。