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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑤

投稿日:2021-01-22
社労士RPA 34

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。

今回は「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化④」の続きを解説させて頂きます。


事業者情報は最初からRPA用フォーマットに

「② 人が入力する用のシート(事業者情報)」については、
そもそも入力の頻度が少なく、

  • 一度入力してしまえば基本的に使い回せる内容

であるため、最初からRPA用の形式で入力する前提にしました。

一方で、従業員情報はそうはいきません。
対象者ごとに名前も生年月日も毎回変わるため、

  • 最初からRPA用に細かく分割して入力させる

という運用にしてしまうと、人の手間が増えて本末転倒です。

RPA導入の目的はあくまで「業務自動化・業務効率化」ですので、
作業者の負担はできる限り減らした形にしたいところです。


①をRPA用に変換する中間シートを用意

そこで登場するのが、

③ ①をRPA用に変換するシート

です。

このシートは、

  • ①のシートに人が入力した情報を

  • 産前産後/育児休業等取得者申出書のレイアウトに合わせて

  • そのままコピー&ペーストできる形に分解しておくためのシート

という位置づけになります。

②のシートと同様に、③のシートでも

  • 1行目に変数名をひとつずつ割り振り

  • RPA側から「リスト一括取り込み」で扱いやすくする

という設計にしています。


日付などの情報を細かく分解しておく

③のシートは、申出書のフォーマットに合わせて、セル単位で値を分けた構造になっています。

例えば、日付の場合は、

「令和2年9月1日」

という1つの情報を、

  • 令和

  • 2年

  • 9月

  • 1日

という形で4つの情報に分解して持たせます。

こうしておくことで、

  • Excel側では人が入力しやすい形(①)

  • RPA側では帳票にそのまま流し込みやすい形(③)

の両立ができるようになります。


社労士専用ソフトから直接取るパターンでも活用可能

「すでに社労士専用ソフトに情報があるから、わざわざExcelに貼り付けたくない」
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

その場合でも、

  1. ロボットが社労士専用ソフトから値を取得

  2. いったんExcelに貼り付けて③のシートで分解

  3. 申出書の入力先に貼り付け

という流れを組めば、同じ考え方で自動化が可能です。

社労士専用ソフト上でも、生年月日・基礎年金番号などの情報は、
「ひとまとまりの文字列」として格納されていることが多いため、

  • 最終的に申出書フォーマットに合わせて分解する工程は必須

  • その中継地点として Excel を一度挟む

という設計が、結果的に一番扱いやすくなります。


次回コラムでは、ロボットの話というよりはExcelの話になりますが、

①のシートのデータを、どのようにしてRPA用に分解しているのか

を、具体的なシート構成・関数の考え方も含めて解説させて頂きます。

 

次回コラムへ

 


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