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RPAが止まる?動かない原因①
投稿日:2021-01-26

こんにちは。社労業務RPA研究会事務局です。
「RPA(ロボット)実行中のエラーを無くす為に」でもご紹介させて頂きましたが、今回は別のケースについてご説明いたします。
RPAが止まる・動かない代表的な原因
webや専用ソフトを使っている際に考えられる原因として、例えば次のようなものがあります。
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サーバー側の原因やインターネットの重さによるもの
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webサイトや専用ソフトの仕様・レイアウトの変更
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メモリ不足によるブラウザの強制終了
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ブラウザのバージョンアップによるもの
これらも、RPAが「止まる/動かない」代表的な原因として挙げられるケースです。
典型パターン:画面が想定どおりに開かない
RPAの動作の一例として、次のような流れを想定します。
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専用ソフト(またはwebサイト等)を開く
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画像待機:画面が表示されるまで待つ(タイムアウト〇秒)
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作業を実行する
ここで、サーバー障害やネットワークの不調により、いつもと違う画面が表示されることがあります。
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「ただいまメンテナンス中です」
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「読み込みに失敗しました」
といったメッセージが出る場合、②の「画像待機」の箇所でロボットが止まります。
RPA側から見ると
「指定したURLは開いたが、待っても指定画像が出てこない」
という状態になり、先に進めなくなってしまいます。
専用ソフトやwebサイトがメンテナンス中の場合は、人間が作業しても処理は不可能なので、復旧を待つしかありません。
条件分岐を使って「どこで止まったか」を把握する
対処の考え方としては、条件分岐を使って「どこで止まったのか」を把握できるようにしておくことがポイントです。
例としては、次のようなイメージです。
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専用ソフト(またはwebサイト等)を開く
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数秒だけ待機
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その後、
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想定した画像が表示されていれば「通常の作業」を続行
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想定した画像が表示されていない場合は「エラー通知(メール等)」を送る
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このようにしておけば、
「RPAが止まった」という結果だけでなく、
**「どの画面が表示されずに止まったのか」**を特定しやすくなります。
タイムアウト設定の考え方
画像待機には、タイムアウト秒数(例:30秒)を指定していることが多いかと思います。
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30秒待っても指定の画像が表示されない場合 → ロボットを停止させる
-
読み込みに時間がかかることが多い場合 → タイムアウト秒数を長めに設定する
といった調整で改善するケースもあります。
あわせて、
-
「表示されなかった場合はどうするか?」
を条件分岐の中であらかじめ決めておくと、運用が安定します。
回線側の対策もあわせて検討を
もし原因が「インターネットの重さ」の場合は、回線やネットワーク機器を見直すことで、RPAの安定稼働につながることもあります。
今後取り上げる原因について
次回以降のコラムでは、以下のようなケースについても、考え方や対処法を解説していきます。
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webサイトや専用ソフトの、仕様やレイアウトの変更
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メモリ不足によるブラウザの強制終了
-
ブラウザのバージョンアップによるもの
「なんとなくRPAがよく止まる」で終わらせず、
どこで・なぜ止まっているのかを切り分ける視点を持って頂ければ幸いです。
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