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RPAが止まる?動かない原因①

RPAが止まる?動かない原因①

RPA(ロボット)実行中のエラーを無くす為に

でもご紹介させて頂きましたが、他のケースについてもご説明させて頂きます。
 
webや専用ソフトを使っている際に考えられるのは
 
・サーバー側の原因やインターネットの重さによるもの
・webサイトや専用ソフトの、仕様やレイアウトの変更
・メモリ不足によるブラウザの強制終了
・ブラウザのバージョンアップによるもの
 
等も、RPAが止まる/動かない原因として挙げられるケースです。
 
 

RPAの動作の一例として

①専用ソフト(又はwebサイト等)をひらく
②画像待機:読み込まれるのを待つ(タイムアウト〇秒)
③作業をする

という指示が組まれているとします。

 

・サーバー側の原因やインターネットの重さによるもの

サーバーが落ちていたりメンテナンス中、そもそもインターネットが重いという際には、いつも表示される画面とは違い「ただいまメンテナンス中です」「読み込みに失敗しました」など、普段とは違う画面が出てくるかと思います。

この場合、②の箇所で止まります。

RPA上では「指定されたurlを開いた後、指定された画像がデスクトップ上に表示されるはずなのに、出てこない」ということになり、ロボットが進まなくなってしまいます。

専用ソフトやwebサイトがメンテナンス中であれば人間が作業したとしても処理は不可能なので、使えるようになるまで待つしかありません。

こちらの対処をするのであれば条件分岐を使用して

 

①専用ソフト(又はwebサイト等)をひらく
秒数待機
 ・条件分岐~指定があった場合~開始
 ③作業をする
 ・条件分岐~画像待機があった場合~終了
 ・条件分岐~画像待機がない場合~開始
 メール等でエラーを報告
 ・条件分岐~画像待機がない場合~終了

という指示が可能です。

ただ「RPAが止まる」という結論だけではなく「なぜ(どこの箇所で)止まったのか」を把握することができます。

 

 

タイムアウトの秒数を指定している(例えば30秒とする)場合、30秒待ったけど表示されなかった為にロボットが停止する。となります。
読み込みに時間が毎回かかるという場合には、タイムアウトの秒数を長く指定すると改善されるかもしれません。

表示されなかった際にどうするか?といった条件分岐を組み込むこともできます。

 

インターネットが重いことが原因の場合には、ネット回線を安定させることにより改善が可能です。

 

次回コラムからは

・webサイトや専用ソフトの、仕様やレイアウトの変更
・メモリ不足によるブラウザの強制終了
・ブラウザのバージョンアップによるもの

の考え方や対処法について解説させて頂きます。

 

 

RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
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