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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑥

投稿日:2021-02-01
社労士RPA039

こんにちは。社労士事務所RPA研究会事務局です。

産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑤」の続きを解説させて頂きます。

今回は、「どのようにしてRPA用のシートを作成していくか」 という内容です。


人が入力するシートと申出書フォーマットのギャップ

まず、人間が入力する日付などのシートは、
1行に「出産予定日」「開始日」などがまとめて1項目として入力されている形式です。

(※社労士専用ソフトから日付を取得することも可能です)

一方で、入力先となる
「産前産後/育児休業等取得者申出書」のExcelフォーマットは、

のように、セルがバラバラに分かれている項目が多く存在します。

生年月日や出産種別などの「〇」をつける動作については、
すでに「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化②」で解説済みのため、本稿では割愛します。


RPA用シートを作る目的

このギャップを埋めるために作るのが、
**「RPA用のシート」**です。

RPA用シートでは、

  • 入力元となる「人が入力するシート」の値を受け取り

  • 申出書フォーマットのレイアウトにそのまま貼り付けられる形に分解しておく

という役割を持たせます。

イメージとしては、

「人が入力しやすいシート」と
「RPAが扱いやすいシート」を分ける

という構造です。


例:出産予定日を分解するイメージ

例えば「出産予定日」を例に取ると、



人が入力するシート側では次のように1セルにまとめて入力します。

  • 例:2024/05/10 あるいは 令和6年5月10日

これをRPA用シートでは、次のように複数セルへ分解します。

  • 元号(令和など)

といった形で、申出書の各セルに対応するように分けておくイメージです。

この状態まで作り込んでおけば、RPA側の動作は非常にシンプルになります。


RPA側の動きがシンプルになるメリット

RPA用シートが整っていれば、ロボットの処理は

  1. RPA用シートの情報を一括で変数に格納

  2. 産前産後/育児休業等取得者申出書のExcelに順番に転記

というだけのシンプルな流れで済みます。

その結果として、

  • ロボット稼働時間(処理時間)の短縮

  • シナリオの行数削減・見通しの良さ

  • 後からのメンテナンスが簡単になる

といったメリットが得られます。

手間がかかるのは最初にRPA用Excelシートを設計する時だけで、
一度形を作ってしまえば、あとは長く使い回せる資産になります。


次回予告:実際のExcel関数の組み方

次回のコラムでは、

  • 日付やコードをどのようなExcel関数で分解しているのか

  • 具体的にどのセルからどのセルへ変換しているのか

といった、RPA用シートの中身(関数レベル)について解説させて頂きます。

 


次回コラムへ

 


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