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産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑥
産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化⑤の続きを解説させて頂きます。
今回は「どのようにしてRPA用のシートを作成していくか」という内容になります。
人間が入力していく日付等のシートはこちらのようになっています(社労士専用ソフトから日付を取得することも可能)
しかし、入力したい先(産前産後/育児休業等取得者申出書)は、下記画像のように、セルごとにバラバラになっています。
生年月日、出産種別などの「〇」をつける動作については「産前産後/育児休業等取得者申出書をRPAにより自動化②」にて解説済なので説明は省略させて頂きます。
産前産後/育児休業等取得者申出書の形式に合わせた形に分解できるように作成したものが「RPA用のシート」でして、このような形のシートになります。
例えば「出産予定日」を例に挙げると、人が入力する項目はこのようになっています。
上記をRPA用シートとして分解したものがこちらです。
このように分解していれば、RPA上での動作は
・RPA用シートの情報を変数に格納
・産前産後/育児休業等取得者申出書のExcelに、情報を転記していく
といったシンプルな動作のロボットになり、実際のロボット稼働時間(処理時間)の削減にもなります。
ロボット自体がシンプルになる為にメンテナンスも簡単になり、手間がかかるのは最初だけ(RPA用のExcelシートを作る手間)となります。
実際にどのような関数を使用して分解したか、次回コラムにて解説させて頂きます。
RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
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