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雇用保険被保険者資格取得届の作成を自動化⑧~PDFの編集~

雇用保険被保険者資格取得届の作成を自動化⑧

RPAを使用して、PDFに文字を入力する方法をご紹介いたします。

EzRobotは様々なソフトを行き来して操作ができることも大きな特徴のひとつです。
社労夢、SmartHR、セルズ、オフィスステーション、給与奉行など、様々なソフトを操作することが可能です。

今回のケースはハローワークインターネットサービスというwebと、Excelを使用したロボットになりますが、もうひとつ使用するソフトを追加いたします。

社労士様が雇用保険被保険者資格取得届を作成される場合だけでなく、「PDFに手書きで入力したい」というケースはそれなりにあるかと存じます。

 

 

こちらの「1.個人番号」の項目を例にあげてご紹介させて頂きます。

社労士RPA個人番号

「1.個人番号」だけはweb上から入力ができないので、印刷後に手書きで個人番号を入力するケースが大半かと思われます。

出力するとこのように空白になっております。

社労士RPA個人番号2

RPAによってこちらの手間も削減可能です。

まずは「PDFを編集できるようにするソフト」が必要になります。
私が使用しているのは「PDF-XChange Viewer」
PDF上に文字を直接打ち込んだり編集ができるソフトとなっております。基本的な機能は無料で使用可能です。
※具体的な使用方法に関しては、専用のwebページにてご確認をお願いいたします。

・帳票作成をクリック後、PDFを「PDF-XChange Viewer」で開く
・変数に格納した個人番号を入力
・枠やサイズを調整して、上書き保存

上記の手順をRPAに組み込むことによって実現可能になりました。

社労士RPA個人番号3

 

 

今回のロボットでは組みませんでしたが、印刷作業まで自動化することも可能です。

ここまで組めたら「雇用保険被保険者資格取得届」の作業は、完全放置で全てRPAが自動で作業を行ってくれることになります。

 


RPAによるロボットを組む際には、上記のような工程や考え方が必要であり「ちょっと難しい」という印象を持つ方も少なからずいらっしゃるかと存じます。
RPAソリューションズのEzRobotでは、弊社にて作成済のシナリオを無料でダウンロードして微調整のみですぐに使うことが可能です。
是非、お気軽にお問合せください。

 

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